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成長の階段はみんなで作る。経験を持ち寄り「一緒に成長したい」と思える会社へ

Interview
山名 智子
Tomoko Yamana
コンサルティングセールス
山名 智子
「昔は自他共に認める辣腕マネージャーでした」と笑う山名 智子。大手IT企業や外資系企業などを経て、2021年5月にINTLOOP株式会社(以下、INTLOOP)に入社しました。ベテランの知見を活かしてチームの基盤作りに取り組んできた山名が、仕事のやりがいや入社してからの自身の変化を語ります。

相手を理解した心に触れるアプローチで、お客様とフリーランス人材の架け橋になる

現在、アカウントセールス部門で業務主任責任者として活躍する山名。業務主任責任者は、クライアント企業とプロジェクトに参画するフリーランス人材の間に立って、参画者の業務管理をしながら偽装請負の防止、クライアントからの追加要望に応える役割を担います。

国内最大級のプロ人材プラットフォームを持ち、さまざまな企業へ人材デリバリーを行うINTLOOPにおいて、コンプライアンスを遵守するための存在であることはもちろん、クライアント、フリーランス人材双方がスムーズに業務を進めるパフォーマンスを高めるためにも重要なポジションです。

「以前から業務主任責任者は数名いたものの、会社として、業務主任責任者を活かしてお客様やフリーランス人材の方からの信頼度や満足度を上げようと本格的に考え始めたのは、私が入社した2021年ごろ。それから3年ほど試行錯誤を繰り返し、現在は業務主任責任者が約20名まで増えました。そこで、2023年5月からは部署を再編し、より価値を高められる体制作りに力を入れています」

クライアントとフリーランス人材をつなぐ架け橋になるために気をつけていることが、相手の考えの源泉を理解することだと言います。

「人に関わるビジネスですから、まずはその人の気持ちや考えをよく聞いて、尊重するということが大切です。論理的なことだけでは人は納得できないし、信頼関係も築けないということを実感したんです。

私は、INTLOOPに入社する以前は長くソフトウェア開発に関わっていたのですが、そこはロジカルな説明や根拠が求められる世界でしたから、大きなカルチャーギャップでした。この3年で、『この方は、なぜ今この発言をしているのか』を深く考えるようになりました」

フリーランスで活動する人たちは、経歴や考え方もさまざま。画一的な対応にならないようにするには、とことん相手のことを知る努力が必要と実感した山名。その根底には、相手への愛情があります。 

「誰しもが、今までの仕事や経験で得た、いろいろな側面を持っています。その人が発するひと言ひと言をよく聞いたり、メールの行間に込められた想いを慮ったり、時にはSNSなど個人で発信しているものを見てみたり──そうやって自分なりに『なぜこの発言になったのか』の根拠を見つけて、“心に触れる”アプローチができるように心がけています。

短期間のプロジェクトの場合もありますが、それでも一瞬一瞬を大切に、『あなたのことを理解する努力をしています』というメッセージを伝え続けるようにしています」
東海大学高輪キャンパスにてリケジョ向けセミナー時の写真。ここでは非常勤講師も務めていました。

チームにとってのベストプラクティスとは?全員の手法を知り、最適解を見つける

長らく大手IT企業に勤めていた山名。そのキャリアのスタートは、エンジニアでした。

「もともと人見知りなので、人と向き合うのが苦手だったんです。だから、大学も工学部を選びましたし、人との接点が少なそうなIT企業に入り、キャリアのスタートは言語開発のエンジニアになりました。実際、日がな一日コンピューターと向き合って、プログラミングしたり、アルゴリズムを考えたり、論文を読んだりと、イチからもの作りをする研究開発の仕事は楽しかったです。

その後、PL(プロジェクトリーダー)やPM(プロジェクトマネージャー)も経験しましたが、もう少し人と触れ合う仕事をしてみたい、大げさに言うと、人や社会に影響を与える仕事がしたいと思うようになりました。何か実感がほしかったんですよね」 

管理職に昇格するタイミングで品質推進部門に異動すると、その後はマーケティング部門や営業部門、PR部門など、さまざまな部署でマネージャーとして活躍します。

「当時は、ハードウェアからソフトウェア時代への転換期で市場や会社の事業全体が変化していて、各部署の標準化も進んでいませんでした。そのため、行く先々で部署をまとめる役割を担っていました。

私は、『大変なときの馬力がすごい。混沌とした状態でも、なんとかまとめあげて作ってしまう』と定評があったようです。本人は知らなかったのですが……(笑)。それもあってか、思い返せば、新規立ち上げ部署や誰もやったことがない新規プロジェクトによくアサインされました」 

マーケティングや営業などは経験のない業務でしたが、それでも声がかかったのは、PMの経験や品質管理部門で培った「型を作る」能力を見込まれてのことでした。 

「ソフトウェアの開発においては、CMMI(Capability Maturity Model Integration:能力成熟度モデル統合)という、組織のプロセス能力を5段階評価する指標があります。組織を成長させて成果を生むために、それぞれが属人的に行っているプロセスを標準化させ、管理して、運用できるようにする手順を示したものなのですが、この手法を活用していました。

私が経験したことのない業務へ飛び込むときは、まずは周りをよく観察して、役職問わず全員のやり方をヒアリングします。いろいろな現場のやり方を知った上で、『今この組織にとってのベストプラクティスは何か』を見極め、一つひとつスキームを作っていきます。

とくに刺激的な仕事だったのは、マーケティング部門です。150ほどの製品を扱っていましたが、ソフトウェアを販売するためのスキームがありませんでした。ですから、価格設定やビジネスモデルの策定、販促など、イチから構築していきました。大変でしたが、市況や製品情報を分析して戦略を練り、市場やお客様に提示するという仕事は、社会とのつながりを感じるやりがいのあるものでした」
会議中の山名

初めて触れるキラキラした世界。若い世代に影響を受け、自身も変化

その後、所属していた部門が事業売却されたことなどもあり、退職。外資系企業やSIerなどを経て、フリーの業務改善コンサルタントとして活動していました。しかし、コロナ禍で思うようには業務を進められなくなり、フリーランス人材として登録しようと出会ったのが、INTLOOPでした。

ところが、最初の面談を担当した本部長から、「うちに入りませんか?」という予想外の言葉をかけられます。

「ちょうど業務主任責任者を増やそうとしていたタイミングだったので、エンジニア出身で営業も理解している私の経歴がヒットしたのかもしれません。意外なご提案で、『本気で言っているのかな?』『できるとは思うけど、本当に私がやるの?』と、一瞬迷いました。

それまでは、想定外の出来事があったときにも冷静にロジカルに判断してきたのですが、なぜかこのときだけは『やってみようかな』という感覚だけで決断したんですよね」

 何かに導かれるように入社した山名。これまでの経験を活かし、業務フローや規約、ガイドラインの策定、運用のための体制構築などに奔走してきました。

「業務主任責任者は経験豊富なベテラン揃いです。皆さん、自分のスタイルを持っていますから、それぞれのスタイルを尊重しつつ、チームとしてのベストプラクティスを提示して、納得してもらうことを繰り返してきました」 

また、これまで一緒に仕事をすることが少なかった若い世代と共に働くようになったことで、山名自身も大きく変わったと言います。

「『こんなに純粋に仕事に打ち込んでいる若い人たちがいるんだ!』って思ったんです。大変なこともあるはずなんですが、『人のために役に立ちたい』『お客様に喜んでもらいたい』ということを、すごく考えているんですよね。

私が入ったときは、まだ150人くらいの規模で、月末になったら『目標達成しました!』って拍手が起こっていて。そういった出来事も含めて衝撃的でしたし、清々しくてキラキラして見えました。

みんな本当に良い子ばかりなので、私もロジカルな思考だけではなく感情面も重視できるようになったのかもしれません。夫には、『ずいぶん変わったね。言い方が優しくなった』と言われました」
チームメンバーと山名

知識や経験を分解して、必要なところに必要なものを取り入れる

経験豊富なベテラン揃いだからこそ、その知見を活かせることが業務主任責任者のやりがい。とはいえ、「今までの知識や経験を活かして会社や社会の役に立ちたいというだけではダメなんです」と山名は言います。

「人材ビジネスは今、業界自体がすごくドラスティックに変化しています。私たち業務主任責任者の立ち位置も、3年前と今では大きく変わっています。そういうドラスティックな変わり方が受け入れられること、身を持って柔軟性を体現できることが必要です。

それはつまり、これまでのスタイルをそのまま持ち込むのではなく、知識や経験を分解して、必要とされるところに必要なピースを当てはめるような感覚です。何より、自分の手を動かせるかどうかが重要です」 

また、幅広い世代と一緒に仕事をするため、その感性に対応できるかどうかも大切だと話します。

「たとえば、デジタルネイティブ世代はオンラインミーティングに慣れていますから、顔がきちんと見えるカメラ位置や背景にしているか、笑顔を心掛けているかなど、相手を不快にさせない配慮に敏感です。そういった他者を思いやる気持ち、気が配れるかがポイントです」

自らも変化しながら、チームを育ててきた山名。今後は、他部署も巻き込んだ改革も視野に入れています。

「INTLOOPは、まだまだ成長できる会社です。そのためには、チームごとの最適化だけでなく、組織全体の業務改革が待ったなしで必要です。営業部門や管理部門、コーディネーター部門などと密に協力して、お客様、フリーランス人材の方たちの満足と信頼をもっと高めていくためには、組織を横断したプロセス改革も必要です。そのために、私の経験を役立てたいと思っています」 

その根底には、若い世代を応援したいという想いがあります。

「私自身、本当にたくさんの失敗もしてきたからわかったことですが、成長の階段って、誰かが用意するものではなくて、トライアンドエラーを繰り返しながらみんなと一緒に作っていくものなんですよね。

だから、これから成長していこうという人たちが、『この会社に長くいたい』『会社と一緒に成長したい』と感じる会社にしたいと強く思います」

豊富な経験と理論、知識に裏打ちされたサポートで、山名はこれからも若い世代に温かいエールを送り続けます。

※ 記載内容は2023年7月時点のものです