クライアントの課題
中期経営計画の一環である「戦略的データ活用」を実現するためのIT基盤構築。そもそも、現場で異なるシステムを複数使用していたことにより、見つけられないデータがある、データ入力から確認までの工程が複雑化しているなどの課題があった。システムを一元化して見やすくするのは勿論、経営視点でのデータ活用までを見据え、国内外への基幹システムの構築・導入から情報活用におけるコンサルティングまでを実施した。
実施した内容
SAP導入のため、プロジェクト及びクライアント側の情報システム部に対してのコンサルティング支援を実施。コンサルティング支援の内容は、プロジェクト全体計画の策定、上流から下流全域の実行推進・管理等。プロジェクト進行においては、クライアント側が初めての基幹システム刷新だったため、不慣れな部分もあった。INTLOOPは、ベンダーとの橋渡しの役割を担うこと、また、現場と本部の調整を行いながら、当初の目的にそった開発を進行した。
成果
現場との調整を適切な支援で行ったことで、方針であった標準機能を最大限活用し、少ないアドオンで業務用件を満たすことができた。結果、計画どおりの短期間で新システム稼働を迎えられた。また、新システムを入れたことで、工場の中で閉じていたシステム及びデータを、経営層や他の社員が気軽に閲覧できるような状態に。今後は戦略的にデータ活用を行うためのコンサルティングを引き続き支援していく予定。