クライアントの課題
基幹システム刷新プロジェクトの難航からのご相談。しかし、プロジェクト難航の裏には、経営の方向性が明確になっていない本質的な課題があった。改めて「何のためにシステムを導入するのか」に立ち返り、経営方針に則した基盤を考え、長期的かつ広い視野で数年間のロードマップを引いた上でその後のシステム導入へと進んだ。また、内包されていた課題として、プロジェクトの人数が少ない、スキルが足りていないなどの課題も顕在化した。
実施した内容
基幹システム刷新に伴う支援及び、経営方針に則した目的の再設定。長期的視点でどう考え、何を実施すべきかを提示、IT基盤の構築計画及び実際の構築を進めていった。また、他事業部とも連携し、顧客の人材リソース課題の対応やITエンジニアリングを支援など、幅広いコンサルティング支援を実施した。
成果
成果として、4ヶ年ITロードマップ、IT基盤構築における中間成果物(要件定義書や設計書など)、社内人材リソース改善計画案、基幹システム周辺のITツール(データ出力・加工バッチなど)を納めた。また、クライアントからは目的から考える『考え方』のノウハウを会得できたという声もいただいた。