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INTLOOP Ventures 2026 New Year Kick Off|INTLOOP Ventures(2026年1月)

開催日
2026.1.19
開催場所
INTLOOP本社内 Cafe INTLOOP

2026年1月19日、INTLOOP株式会社が運営するスタートアップ支援プログラム「INTLOOP Ventures」は、2026年の幕開けを飾るイベント「INTLOOP Ventures 2026 New Year Kick Off」を開催しました。

本イベントは、スタートアップ、事業会社、VC/CVCといったエコシステムを構成するプレイヤーが一堂に会し、新規事業・投資・協業のきっかけを創出することを目的とした新年会です。2026年の幸先の良いスタートを後押しする場として、ネットワーキングを中心に、参加者同士の新たな出会いや対話を促すプログラムが用意されました。

普段はなかなか接点を持ちづらいVC/CVCのキーパーソンや、事業会社の新規事業担当者と直接つながることができる点も、本イベントの大きな特徴。事業の立ち上げや投資、協業を視野に入れたリアルな情報交換が随所で行われ、会場は熱気に包まれていました。

本記事では、「INTLOOP Ventures 2026 New Year Kick Off」当日の様子を振り返りながら、参加者同士の交流や会場で生まれた動きにフォーカスしてお伝えします。2026年の事業展開や協業の可能性を考えるうえでの一助として、ご一読いただければ幸いです。

INTLOOP Ventures イベントレポート
INTLOOP Ventures 2026 New Year Kick Off

【実施日時】
2026年1月19日(月)18:00〜20:30

【タイムテーブル】
18:00〜18:10 オープニング
18:10〜18:20 IVICについて
18:20〜18:50 懇親①
18:50〜19:10 ライトニングピッチ(Finance Produce・FUNDINNO・IPPO・法律事務所ZeLo)
19:10〜20:00 懇親②
20:00~20:30 中締め・写真撮影

【実施場所】
INTLOOP本社内 Cafe INTLOOP
〒107-0052
東京都港区赤坂2丁目4−6 赤坂グリーンクロス27F Cafe INTLOOP

オープニング

イベントの冒頭では、INTLOOP株式会社にてマーケティング統括を務める廣瀬より、オープニングの挨拶と、INTLOOPの事業概要について簡単な説明を行いました。

INTLOOPは、正社員によるコンサルティングサービスと、フリーランス人材を活用した人材支援を両軸に事業を展開。プロパー社員がPMとして参画し、不足する専門人材をフリーランスで補完するなど、案件や課題に応じて体制を柔軟に組み替えながら支援を行っている点が特徴です。単独での支援からチーム単位での支援まで対応し、DX推進や戦略立案など、幅広いテーマに向き合っていることが語られました。

続いて、スタートアップ支援の取り組みであるIVIC(INTLOOP Ventures Innovation Community)について紹介。IVICでは、「ヒト・モノ・カネ」すべてのリソースをスタートアップに提供することをコンセプトに、VCや事業会社、各種サービス提供企業との接点づくりを行っています。本イベントのような交流会に加え、VCとスタートアップのマッチングを目的とした専門イベントや、スタートアップ向けにサービスを提供する企業の紹介など、多様な機会を創出している点が説明されました。

中でもINTLOOPは「人」に関する支援を強みとしており、組織づくりや人材に関する課題について、気軽に相談してほしいとの呼びかけがありました。IVICの中核となるSlackコミュニティでは、イベント情報の共有にとどまらず、スタートアップに適した人材の紹介や、ここでしか得られない情報の発信も行われています。

現在、Slackコミュニティには約250社が参加。毎月30〜40社のペースで新たな企業が加わるなど、鮮度の高いコミュニティとして広がりを見せています。今後は勉強会に加え、VCとスタートアップのマッチングイベントや、大手企業によるリバースピッチを通じた事業連携の場づくりなども、より一層強化していく方針が示されました。

また、2026年6月には、AIと社会実装をテーマとした大規模カンファレンス開催を計画しています。都内の大型会場にて、600社規模の参加を目指して準備を進めております。詳細については、IVICのSlackコミュニティを通じて順次発信していきます。

「INTLOOP Ventures Innovation Community(IVIC)」

「INTLOOP Ventures Innovation Community(IVIC)」は、ヒト・モノ・カネといった経営リソースを、参加企業同士が提供し合うことで、スタートアップの成長を支援するコミュニティです。
Slackを活用した常設のオンラインコミュニティに加え、スタートアップや投資家、経営リソース支援を行う企業が交流できるミートアップイベントを定期的に開催し、ネットワーク構築の機会を提供しています。

IVAサイト:https://intloop.com/intv-accelerator/
IVICサイト:https://www.intloop.com/intloopventures/

懇親①

ここからは、参加者同士の交流を目的とした前半の懇親パートが設けられました。
当日は、全体で約240社が参加し、そのうちおよそ140社がスタートアップ企業という構成でした。

会場には軽食や飲み物も用意され、リラックスした雰囲気の中で会話が始まります。

前半の懇親では、参加者の目的に応じた出会いを促進するため、交流テーマごとにゾーンを分けた形で進行しました。具体的には、VCとの交流を希望するスタートアップ、事業会社との連携を模索するスタートアップ、そしてスタートアップ同士の情報交換を目的とした参加者が、それぞれのニーズに合わせて交流できるよう、以下の3つのゾーンが設けられました。

Aゾーン:VCとの交流を希望する方
Bゾーン:事業会社との交流を希望する方
Cゾーン:スタートアップ同士での交流を希望する方

なお、イベント後半には参加者全体が自由に交流できる時間も。
前半ではあらかじめテーマを絞ったうえでマッチングを行うことで、より効率的かつ密度の高いコミュニケーションを図る狙いが共有されました。

ライトニングピッチ

プログラムの一つとして、スタートアップ向けに支援メニューを展開する企業によるライトニングピッチが行われました。

今回は、スタートアップ支援を強化している4社が登壇。各社3分ずつ、自社のサービス内容や支援スタンスについてプレゼンしました。

以下、各社のピッチ内容について概要を紹介します。

Finance Produce

1社目に登壇したのは、Finance Produceです。

Finance Produceは「事業をつくるためのファイナンスプロデュース」を掲げ、資金調達、IPO、M&Aなどを中心としたファイナンシャル・アドバイザリー(FA)業務を提供しています。もともとは戦略コンサルティング会社であるドリームインキュベータ内で立ち上がった事業で、のちにMBOを経て独立。現在も同社からの出資を受けながら事業を展開しています。

同社の特徴は、成長フェーズにある企業に特化したFA支援を行っている点です。ミドル〜レイターステージのスタートアップを中心に、M&Aや資金調達、売却支援などに携わっており、近年は支援領域も広がっているといいます。

松井氏と、共同創業メンバーのジェソン氏は、いずれもSBIインベストメント出身。VCとしての経験やネットワークを背景に、他のFAやVCとも連携しながら支援を行っている点も紹介されました。

資本政策やIPO、M&Aを見据える中での課題について、ステージを問わず相談を受けているとして、ファイナンス面で悩みを抱えるスタートアップに向けて声がけがありました。

FUNDINNO

2社目は、株式投資型クラウドファンディングを展開するFUNDINNO。

FUNDINNOは2015年創業。2025年12月には、東京証券取引所グロース市場へ上場を果たしています。
第一種金融商品取引業者として、スタートアップの資金調達を中心に事業を展開しており、これまでに累計260億円超の調達支援実績を有しています。

プライマリー領域における主力サービスは、個人投資家が未上場企業に投資できる株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」。
加えて、レイターステージ向けのファイナンスサービス「FUNDINNO PLUS」も提供しており、調達条件を柔軟に設計できる点が特徴です。SaaS領域を中心に1案件あたり10億円前後の資金調達事例も生まれています。

近年課題として語られる「上場前後の100億円の壁」に触れながら、VCだけでなく個人投資家を巻き込むことで、企業の認知拡大と中長期的な株主形成につなげていく重要性が強調されました。

またFUNDINNOでは、調達支援に加えセカンダリーマーケット機能も提供しており、VCなど既存株主の売却(セカンダリー)支援も可能。「調達」と「売り出し」の両面から、スタートアップの成長フェーズを支援できる点も強みとして紹介されました。

IPPO

3社目には、スタートアップ特化型のオフィス支援を手がけるIPPOが登壇しました。

IPPOが強みとして挙げたのは、大きく2点。
スタートアップに特化していること、そしてオフィスの入居から退去までを一気通貫で支援していることです。
同社自身も2025年12月にオフィス移転を行い、現在は約40名体制。組織を拡大しながら、より多くのスタートアップを支援していきたいと語りました。

ミッションは「不動産業界の商慣習を再定義し、これからのあたりまえを創る」。
ブラックボックス化しがちな不動産業界に対し、テクノロジーを活用しながら、透明性の高いサービス提供を目指しています。

具体的な支援内容は、オフィス仲介をはじめ、移転業務全般、退去支援、オフィス移転BPOなど。特にオフィス移転時には、単なる物件選定にとどまらず、スタートアップの事業計画や成長フェーズを踏まえた提案を行っている点が特徴です。

また近年力を入れているのが退去支援。
原状回復費用の高騰が課題となる中、IPPOでは「居ぬき退去」に注力し、内装を活かした入居希望企業とのマッチングを推進。初期費用や内装コストを抑えたいスタートアップにとって、有効な選択肢となっています。

実際に今期だけでも複数件の居ぬき入居を支援してきた実績が紹介され、オフィス移転を検討しているスタートアップに向けて積極的な呼びかけが行われました。

法律事務所ZeLo

最後に登壇したのは、法律事務所ZeLoです。

ZeLoは法律事務所でありながら、法務にとどまらず、労務・社労士業務、会計、国際法務、知的財産、登記など、いわゆる「士業」と呼ばれる領域を横断的にカバーする専門家集団として、包括的な支援を提供しています。
企業法務全般を扱う中でも、特にスタートアップおよびスタートアップに投資する企業への支援を強みとしています。

AIを活用した契約書レビューサービスを展開する「LegalOn Technologies(リーガルオンテクノロジーズ)」と、ZeLoは同じ創業者によって立ち上げられた存在で、テクノロジーを活用して法務サービスを提供するという思想のもと、株式会社と法律事務所の両輪で事業が展開されてきました。

リーガルオンテクノロジーズがシード期からIPO直前に至るまでの過程を間近で見てきた経験は、ZeLoにとって大きな強みの一つ。スタートアップ特有の成長フェーズごとの課題や、資本政策・ガバナンス面での実務を踏まえた支援が可能である点が紹介されました。

提供しているサービスは、一般的な顧問業務やM&A支援に加え、スタートアップファイナンス、投資関連の法務、IPO支援など多岐にわたります。
中でも近年相談が増えているのがストックオプション設計に関する支援。単に契約書を作成するのではなく、「どのような条件で、誰に付与するのか」といった設計段階から伴走することを重視している点が特徴として語られました。

そのほか、スタートアップ向けのセミナーも随時開催中。実務に即した情報提供の場として活用してほしいとの案内もあり、ピッチは締めくくられました。

* * *
ライトニングピッチ終了後、INTLOOPの廣瀬から今後のIVICの取り組みについて案内を行いました。

今回ピッチのあった支援企業はファイナンス領域を中心とした内容でしたが、今後はより幅広く、スタートアップの事業成長に寄与する企業やサービスを継続的に紹介していく予定です。

IVICのSlackコミュニティでは、イベント情報の共有に加え、事業運営に関する相談や人材に関する情報交換も可能。特に人材面については、プロダクト、人事、マーケティング、ファイナンスといった各領域で活躍するプロフェッショナル人材との接点をつくっていきたいという考えが示されました。

また、このあとの懇親パートに向けた案内として、会場内に設置した「書き初めコーナー」について紹介。

事業における今年の抱負や、コミットしたいテーマなどを参加者それぞれが書き出し、掲示したうえで記念撮影を行う企画となっており、交流を深めるきっかけとして参加を呼びかけ、セッションは締めくくられました。

写真撮影

イベントの締めくくりには、参加者全員で記念写真の撮影が行われました。

撮影時には、INTLOOPの「I」を表すポーズとして人差し指を立て、それぞれがカメラに向かって笑顔を向ける場面も。

背後の壁には、懇親パートで参加者が書き記した書き初めの意気込みが掲示され、会場全体に前向きな空気が広がる中で、イベントは和やかな雰囲気のまま幕を閉じました。

* * *
今回の「INTLOOP Ventures 2026 New Year Kick Off」では、スタートアップ、事業会社、VC/CVCが一堂に会し、新年のスタートにふさわしい活発な交流が行われました。
前半のゾーン分けによる懇親や、後半の自由交流を通じて、それぞれの関心やフェーズに応じた出会いが生まれた点も、本イベントならではの特徴といえるでしょう。

また、ライトニングピッチでは、資金調達、ファイナンス、オフィス、不動産、法務といった、スタートアップの成長を支える多様な支援サービスが紹介され、参加者にとって具体的な選択肢や次のアクションを考えるきっかけとなりました。情報提供にとどまらず、その後の対話や関係構築へとつながっていく流れが随所に見られたことも印象的です。

INTLOOP Venturesでは、今後もスタートアップを中心に、事業会社や投資家、支援パートナーがフラットにつながり、新たな挑戦や協業が生まれる場づくりを継続していきます。
2026年の取り組みの第一歩として開催された本イベントが、参加者それぞれの次のアクションへとつながっていくことを期待しています。

イベントの概要

開催日時
2026.1.19 ~ 2026.1.19
18:00~20:30
開催場所
INTLOOP本社内 Cafe INTLOOP
〒107-0052
東京都港区赤坂2丁目4−6 赤坂グリーンクロス 27F
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